説明
遠航中の大型クルーズ船
角船室の窓の外に光と影が交錯している
野裸の男の子は自由を失っても
相変わらず機内で小躍りしながら抱き合って戯れている
彼らは大舟が深海を駆け回っているのと同じように、深く絡み合っている⋯⋯⋯⋯⋯
時に野蛮な攻撃
時には尻軽に頭を抱える
時には熱く鳴り響く
時には黙り込むささやき
角船室の激動が激烈であればあるほど、満足感が高まる
欲情の烙印を押されて、永遠の時間に入った
生きるにも、愛するにも
生きても、死ぬまで!
全書110ページ
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